高齢女性の運転で男性が非業の死 「人をはねたことに気づかなかった」
男性がいることに気づかず、はねてしまった高齢者。男性の肋骨は、14本も折れていた。
「何かに当てたかな?」という感覚はあったものの、まさか人だとは思わなかったという運転手。そのせいで60代の男性が死亡したことを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えている。
■不慮の事故発生
9月20日のこと、アメリカ・ユタ州でとんでもない事故が起きてしまった。この日、77歳の女性がハンドルを握り、レストランの駐車場から車を出そうと移動を開始。
しかし十分に進行方向を確認していなかったようで、自転車に乗っていた男性(62)をはねてしまったのだ。またこのとき女性は「人に車を当てた」という自覚がまるでなく、障害物にぶつかったとしか思っていなかった。
■何度も車に当てられた男性
女性は何に車を当てたのか確認もせずバックし、再び前進。“障害物”をうまくよけて移動しようとしたが、またしても男性に車を当ててしまった。
それでも女性はあきらめず、再びバックして前進。真ん前に倒れていた男性をひいたことで、ようやく「人だ!」と気づいたのだという。