「阿蘇ロックフェスティバル」噴火の影響なし スケジュール通りの開催へ
23、24日に熊本・南阿蘇村で開催予定の「阿蘇ロックフェスティバル」が、阿蘇山噴火の影響がないことが発表された。
熊本・南阿蘇村で今月23、24日に開催予定の「阿蘇ロックフェスティバル2021」の公式サイトが20日、阿蘇山の噴火による影響はないとして、スケジュール通りに開催する予定であることを発表した。
■阿蘇山中岳が噴火
20日午前、熊本・阿蘇山の中岳第一火口が噴火。噴煙が火口から3,500メートルほどまで上がったほか、火砕流が火口から1キロ以上の場所に達し、周辺の広い範囲に火山灰が降った。気象庁では、噴火警戒レベルを3の入山規制に引き上げている。
■開催に向けて準備
同フェスの公式サイトでは、「本日10月20日、阿蘇山中岳噴火のニュースではご心配をおかけしております。会場であるアスペクタは外輪山にあり、現状影響はなく開催に向けて準備を進めております」と説明。
「お客様の安全を一番に考えながらも、スケジュール通りに実施できると判断しております」とし、「阿蘇でお待ちしておりますので、宜しくお願い致します」と呼びかけている。
■泉谷しげるが発起人
阿蘇ロックフェスティバルは、2014年11月に中岳で発生した噴火の風評被害によって阿蘇を訪れる観光客が減少したことから、歌手・泉谷しげるが発起人となって2015年より開催。コロナ禍の影響で昨年は中止となったが、今回は抗原検査やマスクの着用、体温の測定といった感染症対策を取った上で実施される。
今年は泉谷のほか、OKAMOTO’SやCreepy Nuts、ももいろクローバーZ、岡崎体育、ゴールデンボンバーらが出演を予定している。
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(文/Sirabee編集部・けろこ)