北海道内3ヶ所で今年の初雪を観測 気温0℃に道民は「しばれる」

気圧配置で強い寒気が流入した旭川、稚内など北海道で今年の初雪が観測された。

2021/10/18 10:00

旭岳

秋が深まる北海道では17日、この秋一番の寒気となり、今年の初雪が観測された。道内の山間部は粉雪が舞い、早く「冬将軍」の訪れを告げている。

札幌管区気象台によると、初雪は旭川、稚内、網走の3地点で確認。旭川は昨年(11月4日)より18日、平年より2日、それぞれ早い。道内各地の上空は冬型の気圧配置となり「11月中旬並みの強い寒気が覆った」とのこと。18日もこの空模様が続くという。


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■気温0℃に道民は「しばれる」

旭岳

札幌市南区の中山峠では17日正午、気温0℃を観測。路上に雪が積もり、間近な冬の到来を予感させた。峠の道の駅では、近郊の観光客が「しばれる、寒い~」と防寒ジャンパーで身を包んだ。

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■大雪国立公園旭岳は冬景色

旭岳

札幌市から北東へ約190キロ、大雪国立公園旭岳(標高2,291m)。山麓部分はエゾマツなど黄や緑の鮮やかな紅葉に包まれているが、頂上部へ向かうにつれ、森林は白く雪化粧され、冬山へと変容してきた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・渡部宏人

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