「患者を救え」と出動した救急車が… 7歳女児をひいて死亡させる事故発生

もしも大事な家族が救急車にひかれてしまったら…。幼い娘に先立たれた両親の悲しみは、あまりにも深い。

■悲しみに暮れる両親

父親のアレクセイさん(39)はポリーナちゃんの写真を公開し、「あの人たちが誰を殺したのか、みなさんにもぜひ見ていただきたい」「運転していた人物に何が起きようと、娘はもう帰ってきません」と話した。

またポリーナちゃんの母親について「妻は横になったまま、ずっと一点を見つめています」と言及し、両者の心の傷の深さをうかがわせた。


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■サイレンも鳴らさず…?

運転手側は、「現場で道路工事が行われていた」「患者のもとに到達するには、あの場所でいったん救急車をバックするしかなかった」と説明しているという。アレクセイさんはこの主張を把握しているが、「あそこでバックする必要はなかったはず」と考えているそうだ。

なお、運転手については「救急車のサイレンを鳴らすのを忘れていた」という情報もある。せめてサイレンを鳴らしていたら、ポリーナちゃんも危険に気づき逃げることができたのかもしれない。

いくつかのミスが重なり、ポリーナちゃんはたった7歳でこの世を去るはめになってしまった。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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