性虐待した娘の妊娠を恐れ… 避妊薬を飲ませようとした父親に実刑判決
娘に性的行為を強要した父親。発覚を回避すべく悪知恵を働かせたが、直後に通報された。
まだ小さい娘に欲情し、ついには性的暴行にも及ぶようになった父親。しかし娘が母親に勇気を出して相談したことが逮捕につながったこと、また父親に実刑判決が下されたことを、『AsiaOne』などの海外メディアが報じている。
■9歳で始まった性的虐待
中国で暮らしていた男(45)が、2007年に現在の妻とゴールイン。2008年にはシンガポールに移り住み、2010年には追って合流した娘たちと一緒にアパートで暮らし始めた。
しかし2017年頃になると、男は当時9歳だった娘に対し性的な魅力を感じ始め、体を触るように。それが徐々にエスカレートし、2年後には妻がいない時間を狙っては性的暴行に及ぶようになった。
しばらくは混乱していた娘だが、学校で性教育を受けたことを機に「パパは悪いことをしている」と確信。そのため「やめて」と伝えたが父親には抵抗しきれず、定期的に性行為を強いられたという。
■「せき止め薬」と見せかけ…
今から2年前のこと、父親は「妊娠させてしまう可能性がある」と考え焦るようになり、インターネットで売られていた避妊薬を購入。それが届くなり「せき止め」と記載された袋に薬を移し、避妊薬であることがばれないよう工夫した。
それを数日後に娘に差し出し「飲みなさい」と指示したが、せきも出ていなかった娘は不安になり母親に相談。ようやく「怪しい」と感じた母親が夫を問いつめたところ、娘を襲っていたことを正直に話したという。