子供のいたずらで母親の首にリング錠が… 窒息の危険性に「笑えない」の声
SNSでは、「絶対にいじってはだめなものを、子供にしっかり教えておかなければ」という声もあがっている。
リング錠をはめて施錠してみたはいいが、まさかの「はずれない!」という事態が起きてしまったら、どうしたらいいのだろうか。
番号を忘れると大変なことになるダイヤルロックだが、そのまさかが人の首で起きてしまったことを、『Oddity Central』などの海外メディアが報じている。
■「助けて」と警察署に
中国・江蘇省の淮安市(わいあんし)の警察署に7日、ひとりの女性が助けを求めて駆け込んできた。
首に自転車の盗難防止用リング錠をはめており、「どうしてもロックを解除できません。番号がわからなくなり、はずせなくなってしまったんです」と、今にも泣きそうな表情をしていたという。
■トイレ掃除をしていたところ…
リング錠を女性の首にはめたのは、4歳の息子だった。大人たちが扱う様子を普段から見ていた息子は、いつか自分も使ってみたいと思っていたのだろう。
しゃがんでトイレを掃除していた母親に背後から近づき、首に巻き付けると、カチャンとロック。まさに一瞬の出来事だったという。
■変わってしまった4桁の番号
問題は、息子がリング錠をいじっているうちに、あらかじめ設定されていたダイヤルの番号を変えてしまったこと。幼い子供がその4桁を覚えているはずもなく、何をどうやってもはずれなくなってしまったそうだ。
警察官も困り果て、専用のツールを持つ消防署に連絡。レスキュー隊が使用するワイヤーカッターでリング錠そのものを切断し、女性の首はやっと解放された。
■SNSでも大きな話題に
タオルで女性の首を保護しながら、慎重に行われた切断作業。そこまでの状況を撮影した動画も公開され、中国のSNSで今、大きな注目を集めている。
「いたずらであっても、絶対にいじってはだめなものを子供にしっかり教えておかなければ」「恐ろしくて笑えない」「窒息する危険性もある」など、さまざまなコメントが書き込まれている模様だ。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)