LEGOが性別ステレオタイプの除去を発表 子供たちの意識調査結果も明らかに
LEGOはおもちゃをより多様なものへ、男女差なく遊びたいもので遊べるように、自社製品を変えていくことを明らかにした。
■社会認識の変化が必要
調査では続けて、6~14歳の男の子はスポーツと理系的科目(理科、技術、工学、数学)に精を出すよう言われ、一方で同じ年齢層の女の子はダンスやおしゃれなどに目を向けるよう促されることが、男子の5倍もあることがわかったと報告している。
調査を行った組織のCEOであるマデリーン・ディ・ノノ氏は「『男性』が連想されるもののほうが、社会ではより重要なものとして捉えられています。伝統的に女性で連想されてきたふるまいや活動も重要であると認識されるまでは、親や子供たちもそれに倣うのです」と語った。
■より多様な世界へ
今回の調査で、自分の子供をLEGOで遊ぶよう促す男の子親は76%もいる反面、女の子の親ではたった24%しかいないことがわかった。
LEGOの製品とマーケティング担当役員であるジュリア・ゴールドウィン氏は、「これまで各々の性別向きではない、と考えられてきたもので遊びたいと感じる男の子や女の子の背中を押してあげることが、今後の私たちの仕事だと考えています」と語っている。
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(文/しらべぇ編集部・原田パラン)