余命宣告を受けた男性を励まそうと… 数百人の仲間が一足早いクリスマス会を開催
死期が近い男性だが、素晴らしい思い出がひとつ増えたことに心から感謝している。
■仲間と祝ったクリスマス
胸を痛めた多くの仲間たちは、クリスマスまで生きられそうにないマシューさんのために、数ヶ月早いパーティーを企画した。当日、マシューさんの自宅の前に集まった仲間の数は、200人以上。クリスマスムードを盛り上げる音楽をかけ、特別に用意した機械で人工雪まで降らせた。
マシューさんは仲間の思いやりに感激し、「本当に嬉しかった」とコメント。「人生最大の闘いが待ちうけているけれど、奇跡を信じよう」とも話している。
また「頭痛に悩んでいる人は、迷わず病院に行ってほしいのです」と言うマシューさん。「僕の場合は手遅れになってしまったけれど、病院に行けば助かる人がいるのかもしれません」とも語った。
■「余命宣告を望む」6割以上
しらべぇ編集部が全国の10~60代の男女3,140名を対象に調査した結果、全体の61.9%が「癌の余命宣告をしてほしい」と回答した。
余命を知ることは大変つらいことではあるが、知ってさえいれば残された時間を有意義に過ごせる場合もある。悲しい現実に直面したマシューさんは仲間の思いに励まされ、最後まで闘う覚悟ができたようだ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)
対象:全国10代~60代の男女3,140名 (有効回答数)