コロナワクチン反対派にホームレス男性が一喝　「接種したおかげで生きている」

新型コロナワクチンについては、さまざまな考えかたがある。反対派の人たちの多くは「かえって有害だ」と主張しているが、ある男性はその言い分を完全に否定。ワクチンの効果を多くの人に納得させたことを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えた。

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■ワクチン反対派が出没

アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスにあるホームレスの多い地区に、新型コロナワクチン反対派の集団が現れた。

「このあたりに多くいるホームレスの人たちが見えますか」「コロナに感染して、通りでのたれ死んでいるでしょうか？」と大声を張り上げ、「そんなことはありませんよね」「なぜかしら？」などと通行人らに訴えかけた。

ホームレスの人たちは不衛生で、ワクチンも未接種のはず。にもかかわらず通りでコロナ死している人はいないのだから「ワクチン接種など無意味」というのが、抗議者たちの主張したいことだった。

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■ホームレス男性が強烈な反論

カートを押しながら近くを歩いていたひとりのホームレス男性は、女性の「なぜかしら？」という質問にすばやく反応。「（俺が通りでのたれ死んでいないのは）ワクチンを接種したからだよ、このバカが！」と大声をあげ人々を驚かせた。

実際にはホームレスの人たちが多い地域に仮設クリニックなどが建てられ接種が進んでいるというが、抗議者らは実情を把握してはいなかったようだ。