チコちゃんが携帯電話番号の秘密に迫る 「090」が多いのは…
『チコちゃんに叱られる』で携帯電話の番号について解説。当時の「090」は平和な番号だった。
8日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ、「携帯電話の番号が090から始まる事が多いのはなぜ?」が注目を集めている。
■携帯番号の歴史は「030」でスタート
普段から何気なく利用している携帯電話の電話番号は、「070」「080」といった番号ではじまる人もいるが、「090」からスタートすることが多い。その理由をチコちゃんは「争いが起こらない平和な番号だったから」という。
携帯電話のサービスは1979年の車に搭載する自動車電話から始まり。当時の自動車電話は企業や組織の幹部が乗る車に設置されており、「030」だった。
「010」「020」は別サービスに使われており、当時の番号ルールは「030-(地域指定番号2ケタ)-(加入者番号5ケタ)」の全10ケタ構成でパターンは10万通り存在する。
■「040」「080」が登場
1985年になると自由に持ち運べるショルダー型自動車電話(ショルダーホン)が登場。ショルダーホンの登場で「040」が使われるようになり、携帯電話の利用者が増えて「080」も使われ始め、パターンは3000万通りまで一気に増えた。