海岸に大量に打ち上げられたカツオノエボシ 美しすぎる猛毒生物に注意喚起

思わず触りたくなる美しい外見をしたカツオノエボシだが、死後も刺してくる触手を持った危険な生物だ。

カツオノエボシ

美しくかつ猛毒を持つ不思議な生物が、イギリスの海岸に多数流れ着いており、専門家から注意喚起がなされている。『Mirror』など海外メディアが報じている。


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■紫色に輝く生物

イギリス・コーンウォール地方の海岸線に、日本名で「カツオノエボシ」として知られる生物が多数打ち上げられ、話題を集めている。この美しい生き物は、時に人間が死に至るほどの猛毒をもっている。

通常は大洋の海面に生息しており、海岸線で見かけることはめったにないが、台風などの強風が吹いた9~10月に見られることがあるという。

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■世にも奇妙な生体

カツオノエボシはヒドロ虫という小さな個体が集まってできた群体生物で、摂食や繁殖など、それぞれが特有の機能を果たす世にも奇妙な生体だ。

水面から見える浮袋のような部分は二酸化炭素で満たされており、帆船の帆のような役割を果たしている。自身で遊泳する力はほぼなく風頼みの移動となるため、台風などの強風が吹き荒れたのちに海岸に打ち上げられるのだという。

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■恐怖の浮遊体