地震直後のキッチン、落ちていた物が想定外すぎる 「一番の被害者」の正体は…

夜遅く、関東地方を襲った突然の地震。我が家の被害状況を確認しようとして、目に入ってきたのは…。

■そもそも何故その状況に…?

https://twitter.com/TanakaYT_/status/1446115111366656012

件のツイート投稿主・たなかわいてぃーさんは「バナナが散乱する」というパンチの効いた状況について、「地震の後に倒れたものがないか屋内を見回っていた際、台所でバナナがきれいに剥け落ちていたのを見つけて、思わず撮ってしまいました」と振り返る。

バナナ以外にも様々なものが落下していたが、「バナナが一番の被害者でした」と笑顔で語ってくれた。バナナを吊るしていた理由については、「吊るしておくと床面などと接触せず、傷みにくく日持ちするからです」とのこと。

バナナは地震の翌朝、バナナスムージーとして美味しく生まれ変わったそうだ。


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■実際に効果はあるのか…?

と、ここで気になったのが「バナナの保存方法は『吊す』という行為がベターなのか」という点である。

気になった記者は、スーパーマーケットチェーン「サミットストア」を展開する企業「サミット」の青果部マネージャーに直撃取材を敢行し、件の「保存法」に関する疑問をぶつけてみることに。

バナナ

マネージャーに話を聞いたところ、こちらの「バナナを吊す」という手法は日本だとあまり馴染みがないが、海外諸国の家庭では、多く用いられていることが判明。

やはり接地面積を少なくした方がバナナの日持ちは良くなるとのことで、逆に言うと接地面積が大きい部分から次第に茶色い斑点(シュガースポット)が発生していくのだそうだ。

また「スーパーなどで陳列されているバナナの房は、見栄えを優先して接地面積が大きくなっているのですが、ご自宅で保存される際は、陳列されているのと逆向きに房を置くのがオススメです」と、フックを使用しない保存法についても解説してくれた。

バナナだけに限った話ではないが、熟した果物が「揺れ」を感じると落下するのは、土に還って「子孫を残す」という目的があり、非常に合理的なサイクルと言える。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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