世界一激辛なラム酒がイギリスに誕生 飲めば大量発汗・絶叫・吐き気が…
製造販売元は「皮膚や口腔粘膜、消化器に炎症を起こす可能性がある」と注意を呼び掛けている。
世界一辛いお酒がイギリスに誕生し、話題になっている。ただの「辛口」ではない。そこに入っているのは世界最強の唐辛子だそうだ。『Oddity Central』『iNews』など海外のメディアが報じている。
■チリ栽培農家が考案
世界一激辛のお酒が誕生したのは、イギリス・ウィルトシャー州のメルクシャムという町にある「ウィルトシャー・チリ・ファーム(Wiltshire Chilli Farm)」。
ここは多種類の唐辛子を栽培し出荷してきた農家だが、今、ハバネロを超え世界一の辛さを誇るのは、キャロライナ・リーパーという唐辛子だそうだ。
■紙箱には炎とドクロの絵
同ファームがこのたび、刻んだキャロライナ・リーパーを少なくとも3ヶ月間漬け込んだという、とにかくクレイジーでホットなラム酒を完成させた。
新発売となったラム酒の名は『The World’s Hottest Shot』。サイズは45ミリリットル入りボトルと小さいが、赤と黒を基調にドクロや炎が描かれた紙箱に収められ、存在感は強烈だ。
■話題性ゆえ値段は高め
なお、『The World’s Hottest Shot』の値段は日本円にして約2,200円。ただでさえアルコール度数は63%以上と高く、これを興味本位で飲むとかなり大変な思いをする。
ほとんどの人が「胃が焼ける」「のどが燃えるように熱くなった」と訴え、大量の汗をかき、苦痛で顔をゆがめるといい、悲鳴を上げ、吐き気を催す人もいるという。
■炎症を起こす可能性大
YouTubeの人気チャンネル『Hot Dang Show』が、さっそくそのラム酒を紹介。ホストのロジャー・トリアーさんが試飲に挑戦してみたが、「ものすごく辛い」と言って顔をゆがめ、紅潮した顔からは大量の汗が噴き出している。
ウィルトシャー・チリ・ファームの公式ウェブサイトには、「きわめて辛く、皮膚や口腔粘膜、消化器に炎症を起こす可能性があるため、リスクを覚悟のうえでご賞味ください」との注意書きも。
心臓など呼吸器に深刻な病気がある場合も、決して飲まないようにと呼び掛けられている。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)