ワクチン未接種で新型コロナ感染・出産した女性 わが子を腕に抱く直前に突然死
隔離期間を終え、子供に会いに行こうとしたその日に容態が急変。この世を去ってしまった母親がいる。
新型コロナウイルスに感染し闘病した後、初めて自分の生んだ子供を腕に抱くことができる…という直前に、死亡した母親がいる。この母親はワクチン未接種だったと、『Mirror』などの海外メディアが報じている。
■新型コロナ感染者として出産
アメリカ・ジョージア州に住んでいたマリーシャ・ジェンキンスさん(27)は9月4日、出産予定日まであと1ヶ月という時に新型コロナウイルスに感染し、肺炎を起こしているとの診断を受けた。
そして9月7日、マリーシャさんはジェイレンくんと名付けた男の子を出産。ジェイレンはくんは、未熟児ではあったものの健康だったという。しかし、新型コロナウイルス感染症対策のガイドラインに従い、即座に母から引き離され隔離された。
■息苦しさからの急変
2週間に及ぶ隔離期間を終え、9月19日にマリーシャさんと夫マイルズさんは、生まれてすぐ別の場所に連れていかれたジェイレンくんを初めてその手で抱こうと、面会に向かう準備をしていた。この時、すでにマリーシャさんは息苦しさを感じていたという。
マリーシャさんのいる風呂場から大きな音が聞こえ、あわててかけつけたマイルズさんは、妻の脈が弱いことに気づき、即座に救急車を要請し心肺蘇生を開始した。