人工授精キットで妊娠した女性が経緯を公表 「精子ドナーはアプリで調達」

「通院や恋人探しはちょっと…」と考え、思い切った行動に出た女性がいる。

■YouTubeを参考に…

アプリに登録していた男性がステファニーさんの家に精子を届けに来たのは、2020年1月のこと。喜んだステファニーさんは事前に購入してあった人工授精キットを取り出し、YouTubeの動画を参考にしながら精子を注入。そのわずか数週間後には、妊娠に成功したことを知った。

お腹の赤ちゃんは順調に大きくなり、同年10月15日に誕生。ステファニーさんは精子の提供者にもメッセージを送信し、出産を無事に終えたことを伝えた。少し変わった方法ではあるが、ステファニーさんが妊娠・出産したことについて、家族も喜んでいるそうだ。


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■女性もドナーも満足

アプリやインターネットがなければ、第2子の出産は実現しなかったと話すステファニーさん。妊娠に至った方法についても誇りに思うといい、もし子供が大きくなって「誰の子か知りたい」と望めばドナーに会わせてもいいと考えているそうだ。

なおドナーもステファニーさんを「素晴らしい人です」と褒めており、「子供を増やしたいと望むのであれば、僕がまた喜んでドナーになりますよ」とも話している。

このようなアプリの登録者については不明な点も多いため、「安易な利用は絶対にひかえるべき」という声も多い。子供や自分の一生にかかわることだけに、慎重に考える必要がある。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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