映画館の新商品 注文後「よろしいですか?」と確認される衝撃テイストだった
川崎のソウルフードがポップコーンになった…だと…!? そのお味は、はたして。
■川崎のソウルフードといえば…
川崎のソウルフード…それはもちろん「元祖ニュータンタンメン本舗」のタンタンメン!
たっぷりのにんにくと唐辛子が効いた豚ガラスープに豚ミンチ、そしてかき卵がたっぷり…ああ考えるだけで食べたい。恋しい。川崎市民が「タンタンメンといえば?」と聞かれたら、絶対にこのタンタンメンを想像するはず。
池袋や川越、さらには仙台など全国に40店舗以上展開しているうえに、最近ではコンビニやスーパーでカップ麺verが販売されているため、川崎市民以外でも見たことがある人は多いのでは。ちなみに川崎では、売り場の手に取りやすい位置にズラッと並んでいる。完全に推し。
そんなニュータンタンメンをポップコーンにするとか…おいしくなかったら川崎市民が暴動起こすぞ。
■チネチッタも川崎の誇り
まさかのコラボポップコーンが販売されているのは、川崎駅そばのチネチッタ。1987年に日本初の本格的シネマ・コンプレックスとして誕生したチネチッタは、メジャー作品はもちろん単館系作品や企画型上映も多く、さらに音響設備のよさでも知られる川崎市民の愛する劇場だ。
さらに、水曜日のネコやよなよなエールなどのクラフトビールが8種類も用意されており(現在は販売休止中)、おいしいビール×面白い映画が楽しめるため、それ目当てにこの劇場を選ぶレベル。最高か。
■見た目は普通なのに、味はニュータンタンメン
そして、問題(?)のポップコーンがこちら。1サイズで440円。買うときに「辛いですかよろしいですか?」と聞かれたが、そんなに辛いのか? いやいやまさか、ポップコーンだし。
黄色〜オレンジの色をしており、香りは普通のポップコーンだが。
1粒食べてみると…これは完璧にニュータンタンメン。「辛み」「にんにく」「旨味」の黄金比率を再現したそうで、1粒、2粒と食べていると確かににんにくと旨味、そして辛さが広がってくる。辛い。飲み物が欲しい。ビールとの「クラフトセット」(1,300円)にしたかった!!
元祖ニュータンタンメン本舗がしっかり監修しているだけあり、これはレベルが高い。今まで食べたポップコーンの中でもトップクラスのおいしさ。中毒性がヤバい。次もこの味を買う。
■街がハロウィーン仕様に
ちなみにホットになったお口直し的情報を一つ。チネチッタの入っている「ラ チッタデッラ」では、シルバニアファミリーとコラボしたハロウィーンのキャンペーン中。
入り口にはこんなにかわいい、映画を観るシルバニアファミリーの皆さまがいらっしゃる。密とか関係ないぜ。
老若男女、ぎゅうぎゅう詰め。立ち見も居るレベルの映画は…やっぱりシルバニアか!
閑話休題、全国でここでしか食べられない、「ニュータンタンメン味ポップコーン」。わざわざ川崎まで足を運ぶ価値はあるはずだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)