新型コロナ感染で警察官が死亡 息子が12歳の誕生日に望むのは「ワクチン接種」

「家族の話をすることが皆さんの接種につながれば…」と、残された妻は願っている。

コロナワクチン

新型コロナワクチンの接種が始まる前に、感染し亡くなってしまった警察官。その息子が誕生日を前にたったひとつの願いを母に伝え驚かせたことを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えている。


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■新型コロナに感染した警察官

アメリカ・ニュージャージー州で警察官として働いていたチャールズ・ロバーツさんは、2020年に体調を崩した。その当時まだ新型コロナウイルスワクチンの接種は始まっておらず、チャールズさんも未接種のまま仕事中に感染・重症化してしまったのだ。

地域の人たちの安全を守ることに貢献し、多くの人に尊敬されていたチャールズさんは、5月11日に自宅で倒れそのまま死亡。愛する妻と子供たちを残し、この世を去ってしまった。

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■誕生日を迎える息子の願い

チャールズさんの妻アリスさんは地元のメディアに寄稿し、息子がまもなく12歳の誕生日を迎えることを公表。そこに「息子が今年の誕生日に望むたったひとつのものは、新型コロナワクチンです」とも書き込んだ。

家で父親が倒れる音を聞き、突然の死に向き合わねばならなかった子供たち。息子は幼いながらも新型コロナウイルスの恐ろしさを知り、接種することで自分の命を守りたいと考えたようだ。

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■妻の思い