不良グループに絡まれた息子を救おうとした父親 自身が瀕死の重傷を負う事態に
40代男性が少年たちに襲われ、意識を失い脳から出血するまで殴られ続けた。
■深い悲しみに耐える家族
家族は深い悲しみに暮れているというが、寄付や周囲のサポートを受けながら必死に男性を支えている。捜査がまだ続いているため、男性の妻(49)は事件に関し多くはコメントしていない。
男性の兄(52)については少し前にイギリスのメディア取材に応じ、「ひどすぎる、息子を守ろうとしただけなのに…」「家族全員が精神的に打ちのめされています」とコメント。「弟は優しく、本当に善良な男なのに…何一つ悪いことはしていない」とも述べ、悔しさをにじませた。
■「大切な人のために死ねる」2割以上
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,721名を対象に調査した結果、全体の24.3%が「大切な人のためになら死ねると思う」と回答した。
この男性も、息子を助けたい一心で命をかけ、このような目にあってしまった。男性を襲った少年3名は、10月に出廷予定だという。少年たちが男性の息子に絡んだわけ、また止めに入った男性を半殺しにした理由など、動機については今のところ報じられていない。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)
対象:全国10代~60代の男女1,721名(有効回答数)