犬のリードが列車のドアに挟まり… 先に降りた飼い主が引きずられ死亡
いきなり起きた死亡事故を目撃した人たちは、ひどいショックを受けたという。
列車に犬と乗り込んだものの、発車直前に下車した女性。しかしその直後にとてつもなく恐ろしいことが起きてしまったことを、『ABC7 News』などアメリカのメディアが伝えた。
■列車に乗った直後の出来事
つい先日のこと、アメリカ・カリフォルニア州である女性(41)が犬を連れて鉄道を利用した。
この日、女性は自分のウエストに巻くハンズフリータイプの犬用リードを使用。犬とはしっかりつながった状態で列車に乗り込んだが、女性はホームにいた何者かに手を振り「やっぱり降りよう」と決意したようだ。ドアが閉まる寸前に、女性は列車の外に飛び出した。
一方で犬は下車できず、列車内に残されることに。その直後にドアが閉まり、列車はスピードをあげて走り始めた。
■ドアが閉まり引きずられ…
ウエストに巻いてあったリードがドアに挟まってはさまっていたため、女性はそのまま引きずられ直後に線路に落下。重傷を負い、ほどなくして死亡した。犬はその後に保護されたが、こちらは無傷だという。
この列車には介助犬であれば飼い主と乗車できるが、それ以外は犬用のクレートに入れるルールがある。そこで事故発生直後は「介助犬か」と伝えられたが、当局は「そうではないようです」とコメントしており、女性がリードでつないだ犬と乗車した経緯も調査する予定だと明かした。