悪ふざけした男が友人男性を車でひき… 四肢を麻痺させ夢も希望も奪う悲劇に

ある中年男のくだらないおふざけのせいで、友人は一生介護が必要な体になってしまった。

■友人の悲しみと苦悩

「将来に希望すら持てない」という内容の声明を発表した友人。

「あいつはふざけていたと言っていましたが、これはジョークでも何でもありません」「僕はまだ27歳の若さなのに、もう元の人生は取り戻せないのだから」「多くの夢があっても、それをかなえることは僕にはできないのです」とも続けて、悔しさをにじませた。

また事故当日に感じた恐怖心はまだ消えないといい、「大きな物音を聞くとあの衝突を思い出して怖くなるのです」と話している。


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■男に下された判決

今年4月に有罪を認めた男に、懲役1年10ヶ月の実刑判決が言い渡された。

また2年間は車の運転を禁じるとも言われた男だが、四肢が麻痺した友人の怒りはこの程度の刑ではおさまらないだろう。被害を受けた男性については、当局も「週7日、日に24時間の完全介護が必要になってしまいました」「介護を受ける生活が一生続くのです」などと発表している。

車は“走る凶器”とも言われるもので、悪ふざけに使う道具ではない。けがをさせる気はなかったとみられる男だが、軽率な行動に出たせいで友人の人生を狂わせてしまった。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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