悪ふざけした男が友人男性を車でひき… 四肢を麻痺させ夢も希望も奪う悲劇に
ある中年男のくだらないおふざけのせいで、友人は一生介護が必要な体になってしまった。
車に子供を乗せたまま、若い友人に向けてスピードをあげた男。「ふざけただけ」と言うが、そのせいで友人をひき大けがを負わせていたことを、『Metro』などイギリスのメディアが伝えている。
■運転中に友人を見かけた男
昨年5月のこと、イギリスで暮らす男(44)が子供2人を乗せて車を運転中に、道路を横断中の男友達(27)を見かけた。「ちょっとふざけて驚かせてやろう」。そう考えた男はスピードをあげて友人に接近したが、そのまま誤ってひいてしまった。
男もこれには驚いたもようで、しばらくはその場にとどまった。しかし「子供を家に連れて帰らねば」と考え、いったん友人を置き去りにして現場から立ち去った。その後に戻ってきたところ、警察に逮捕されたという。
■重傷を負った友人
事情を聞かれた男は、「友人が道を横断していたので、ふざけて車を近づけたんです」と話したという。「でもブレーキがきかなかった」とも釈明したが、その後に車の状態を当局が確認したところ、ブレーキを含め車にはまったく問題はなかったという。
男にひかれた友人は四肢が麻痺(まひ)し下半身も動かせなくなったため、施設に移り介護を受けながら生活することになってしまった。