ビートたけし、『TVタックル』で異常気象に嘆き 「人類滅亡の兆候が…」
異常気象や地震などを特集した『TVタックル』。ビートたけしは、この現状を嘆く。
12日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが異常気象や新型コロナウイルスが蔓延する現代を嘆いた。
■異常気象にたけしが…
番組は冒頭から今年8月に発生した豪雨被害を特集。その後、気象予報士の森朗氏が海面の水温上昇が大きな要因だと説明し、「今後も深刻な大雨な災害が起きやすい」などとコメントした。
スタジオでたけしは「ゲリラ豪雨とかなんとか言ってますけど、その兆しはずいぶん前からあったはずなんだけど、そんな状況なのにそこにコロナが出てきちゃって」と語る。
そして「あとで考えりゃ、この時代が人類滅亡の兆候が出たときだっていう感じしませんか?」と問題提起。森氏は「本当に悪いほうに考えるとキリがない感じがしますけど、明らかにやっぱり自然現象が変わってきてますからね」と話した。
■阿川は「四季がない」
阿川佐和子は「少なくとももうすでに日本の四季なんていうのは、だんだん日本の二季みたいな感じになっている。春、秋がほとんどない」と指摘。
するとたけしが「日本はそれがあるから、良い文化ができたのにね。日本文化っていうのは四季があって、それぞれの食べ物から、色から、あらゆるものが四季に沿って文化があった国なのに」と嘆く。
森氏も「春と秋が短くなっていますからね」と、「四季がなくなりつつある」という阿川の説に同調していた。
■四季を好む人は…
たけしが嘆いた異常気象とコロナによる「四季文化」の崩壊。コロナの新規感染者が多く、医療が逼迫する現代では、四季を楽しみづらい環境と言わざるを得ない
しらべぇ編集部が、全国10〜60代の男女1,733名を対象実施した調査では、50代以上は男女ともに「季節の行事などで四季を楽しむことが好き」と回答している。
異常気象やコロナの悪影響が続いているが、四季文化が完全になくなったわけではなく、行事や季節の移り変わりを好む人もまだまだ多い。環境保全と文化を絶やさない努力も必要になっているのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女1733名 (有効回答数)