タモリ、松本出身者のプライド高さに言及 「長野ではなくてやっぱり松本」
松本市民は「長野県出身」とは言わず「松本出身」と言うと語ったタモリ。すると、松本出身の人々からは「分かる」という共感の声が殺到した。
11日に放送された『ブラタモリ』(NHK)で、長野県松本市を訪れたタモリ一行。ロケでは、タモリが松本出身の人について「プライドが高い」と語る場面があった。
■栄えていた松本の町
タモリ一行は今回、「国宝・松本城はなぜ愛された?」という謎に迫ることに。そんな中、松本城が武将たちに愛された理由を探るため松本城の城下町を歩いていると、松本市を通り善光寺へ参拝するために整備された「善光寺街道」と呼ばれる街道にやって来た。
なお、江戸時代の「善光寺道名所図会」には、多くの人々が松本の町を歩く様子が描かれていることから、この善光寺街道に沿って町が栄えていたことが分かる。
■松本出身はいまだに引きずる?
すると、今回の案内人で、松本市立博物館の学芸員である男性は「松本は信濃第一の都市! 繁栄の地ということが書かれている」と、善光寺道名所図会に書かれた内容を解説。
続けて「長野市ではなくて、松本が第一の繁栄の都市だった」と語ると、頷きながら話を聞いていたタモリは、ふと何かを思い出す。
直後、タモリは「もともと松本と長野は違いますよね?」と案内人に尋ねる。対して案内人が「そうですね」と口にすると、タモリは松本出身の人が、いまだにその事実を引きずっていることを語り出した。