生まれつき子宮のない女性が母親に 代理出産で夢を叶える
血のつながった赤ちゃんがほしい。そう強く願っていた女性が、母親になった。
■代理母が妊娠
ニオミさんは、まずは病院に行き体外受精卵を準備。その後にインターネットで代理出産グループに入ったほか、候補の女性に会うなどして理想的な代理母を探した。
そのうち出産経験のあるケイティさんと知り合い意気投合したため、代理出産を依頼することに。だがちょうど同じころに新型コロナウイルスの感染拡大が深刻になったため、受精卵の移植には立ち会うことができなかった。
それでもケイティさんは無事に妊娠し、お腹はどんどん大きくなったという。
■母になる夢を実現
7月27日にケイティさんは出産の日を迎え、ニオミさんたちが見守るなか分娩は順調に進み、赤ちゃんも無事に誕生。ケイティさんの力を借り、ニオミさんはようやく母になった。
この経験を通し、ニオミさんとケイティさんはまるで姉妹のように親しくなったという。家はかなり離れているが、家族をまじえての交流が続いているそうだ。
養子を迎え、実子と変わりなく愛情をかけて育てている夫婦もたくさんいる。親、そして家族を必要としている子供も少なくはない。どのような形で親子になるにせよ、子供が愛される家庭が一番だ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)