40年以上前に起きた老女暴行事件 DNA一致で犯人をようやく逮捕
70代の女性が性的暴行の被害者に…。事件解決には、あまりにも長い時間がかかった。
■DNA鑑定で急展開
事件発生から16年後、女性は87歳にしてこの世を去った。しかし警察はあきらめず、捜査を再開し最新の技術を駆使することに。遺留物のDNAが男のDNA型と一致することをやっと突き止め、今年6月29日に男を逮捕した。
証拠があったことから男も言い逃れができず、「確かに自分がやった」とようやく認めた。男は現在63歳だというが、これから長く厳しい刑務所での暮らしが待っている可能性がある。
■警察の発表
男の逮捕・起訴を発表した当局は、「被害を受けた女性はすでに他界しています」と改めて公表。「それでも我々は女性の被害につき忘れることはなく、絶対に事件を解決し男を逮捕してみせると考えていたのです」ともコメントした。
今年10月には判決を下されるというこの男。イギリスのメディアも犯人を「まさにモンスター」と報じ、世間からは「未解決のまま亡くなった女性が気の毒すぎる」「捜査に時間がかかりすぎた」という声があがっている。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)