バイクデートで警察車両から逃げた男が逮捕 「彼女にカッコいいところ見せたくて」
イタすぎる男の逮捕劇に、世間は冷たい視線。同乗女性は、バイクに乗る男性と二度と付き合いたくないそうだ。
ある男が、バイクを暴走させて警察に逮捕された。その日は素敵な女性との初デートだったという。なんともイタいアメリカの男の話題を、『Newsweek』や『Newser』など海外メディアが報じている。
■素敵な初デートのはずが…
8月28日の午後10時、アメリカ・フロリダ州のクリアウォーター市で、テイラー・ビバリーという22歳の男が逮捕された。スズキの2017年製バイクの後部座席に初デートだという女性を乗せ、走行しているなかでの出来事だった。
調子づいたのか、話に夢中だったのか、テイラーは赤信号を無視して突っ切ったが、そこに運悪くパトカーが通りかかったのだ。
■時速160km超の猛スピード
パトカーは、すぐさまサイレンを鳴らしてテイラーのバイクを止めようとしたが、テイラーはそれに応じず、パトカーをひたすら振り切った。
時速160キロメートル以上の猛スピードで信号無視を繰り返したため、パトカーは周辺にいるクリアウォーター市警の警察車両に応援を要請。ついにテイラーは御用となった。
■「かっこいいかなと…」
警察の取り調べに対し、テイラーは「その日は初デートだったから、女性にかっこいいところを見せたかった」と供述した。しかし、女性は当然ながらそんなテイラーに惹かれるわけもなく、警察には「怖くて『止めて!』と何度も叫んだのに、彼は聞いてくれなかった」と話している。
このニュースを見た世間からは、「この男、イタすぎる」「その女性が事故にあわなくてよかった」とバッシングが相次いだ。
■過去にも犯罪歴が多数
これによりテイラーは信号無視、速度超過、さらに警察の命令を無視した罪に加え、同乗者や周囲の安全を軽視した罪で起訴された。8月29日には、1万ドル(日本円にして約110万円)の保釈保証金を支払い、刑務所から保釈されている。
またテイラーは、過去にもコカイン所持、保護観察違反、盗難、偽造小切手の製造で逮捕されているうえ、バイクの無謀運転と未登録車両運転の罪が犯罪歴に記されているという。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)