同じ学校で勤務する教師2名がコロナ死 休校決定で対応に追われる

学校でクラスターが発生し、短期間に51名の感染が明らかになっていた。

■学校で起きていたクラスター

学校は8月18日に始まったというが、それ以降に51名もの生徒・関係者の感染が判明。その後も感染者の数は増えているという。

教育長は「感染者、また感染者と接触した人は、この休みのあいだは外出を自粛し回復を目指してほしい」と希望を明かし、「オンライン授業の方法については保護者に連絡し伝える」「学習が遅れないよう最善を尽くす」とも付け加えている。


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■「コロナで子供が不安に」4割近く

しらべぇ編集部が全国10〜60代の子供がいる男女773名を対象に調査したところ、全体の35.4%が「新型コロナウイルスの影響で自分の子供が不安を口にしている」と回答した。このような状況で2学期も始まったが、ワクチン未接種の子供たち、学校に行かせる親たち、そして教職員の不安はあまりにも大きい。

新型コロナウイルスの影響で自分の子供が不安を口にしているグラフ

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻になり、すでに1年半以上。ワクチン接種などが進むことで早く収束することを多くの人が願っているが、変異株の出現もあって、困難な時期はまだしばらく続きそうだ。

ちなみに亡くなった教師2名がワクチン接種済みだったかが気になるが、それについては現時点では公表されていない。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年4月24日~2020年4月27日
対象:全国10代~60代の子供がいる男女773名(有効回答数)

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