坂井真紀、矢田亜希子が『この初恋はフィクションです』出演 タイプの違う母親役
坂井真紀と矢田亜希子が、10月スタートの『この初恋はフィクションです』に出演。思春期の子を持つ母親を演じる。
■親子らしい距離感を
キャストの発表に際し、坂井と矢田のコメントが到着している。
坂井:今の若い子たちの進路の悩みや恋、SNSでのやり取りを含めて、大部分は母親目線でやきもきしながら、そして、私たちの時代とも共通する学生時代のあれこれは少し懐かしく、とても楽しく台本を読ませていただいています。顔が見えない相手に恋をすることはとても新鮮で、この恋の行方が楽しみです。
私が演じる主人公の泉の母親の祥子は、とてもいい母親です。娘との会話の中で素敵だなと思うセリフがいくつもあります。泉と一緒に、親子らしい生き生きとした距離感、空気感が出せればいいなと思っています。
今回、このドラマでデビューする子が多いですが、デビュー作は人生で一度きりですし、今しかできない、彼女たちにしか出せない魅力が現場でもキラキラとあふれています。そこもこのドラマの大きな見どころだと思います。
■学生時代の恋愛に共感
矢田:フレッシュな方ばかりということもあり、現場の雰囲気がとても楽しいです。とても初々しい初恋のかわいらしい脚本で、顔の見えない相手に恋をするというのも新鮮ですし、学生時代の恋愛を思い出しつつ、共感しつつ読ませていただいています。
メインキャストの女の子たちは初めてのドラマなのにとても堂々としていて、物怖じしていない感じでしっかりしていました。その様子を見ていると、自分が制服を着てドラマに出ていた時代を思い出しました。フレッシュな皆さんの演技や成長していく姿も注目です。
私は「不思議な転校生」の祖父江くんのお母さんなのですが、常に明るくて天真爛漫だけど少し謎めいた部分もあるので、そのあたりも注目していただければと思います。
■違うタイプの母親に注目
松本友香プロデューサー:坂井真紀さんに演じていただく泉の母親の祥子は、娘を想うからこその衝突もありますが、その様子が本当にどの親子にも「こんな時期、一度はあったなぁ」と思ってもらえると思います。
また坂井さんの作り出す祥子さんと娘の距離感が思春期の子を持つ母としてとてもリアルで、素敵です。現場では今回デビューする彼女たちを温かく見守ってくださり、その優しいまなざしに救われています。
矢田さんに演じていただく祖父江広樹の母・麻里さんは、一見明るくて華のあるお母さんですが、どこかミステリアスで何かありそうな雰囲気がプンプンしています! そんな麻里さんを矢田さんが「こんな感じは? どう?」と楽しんで作り上げてくださっています。
矢田さんにしかできない、この物語のカギとなる「祖父江広樹」のお母さんになっていますので、ぜひ怪しんで楽しんで見ていただければと思います。それぞれ全く異なるタイプの高校生の子を持つ母親たちにご注目ください。
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(文/しらべぇ編集部・けろこ)