デーブ・スペクター、「内閣信任案」なるギャグ投稿 野党の本音をズバリ
「コロナ対策に専念するため」と総裁選不出馬を表明した菅首相。デーブのツッコミが冴える。
■デーブが皮肉ツイート
TVプロデューサーのデーブ・スペクターは3日、自身の公式ツイッターを更新。いつもダジャレやウィットのきいたツイートを投稿しているが、これもなかなか鋭いものだ。
「【速報】菅総理に辞められると困る野党が「内閣信任案」を提出準備へ。総選挙まで菅政権が続くことを懇願か」との内容。ブラックユーモアのようにも見えるが、じつは永田町の本音をズバリ言い当てている。
【速報】菅総理に辞められると困る野党が「内閣信任案」を提出準備へ。総選挙まで菅政権が続くことを懇願か。
— デーブ・スペクター (@dave_spector) September 3, 2021
■野党幹部の本音は…
日仏共同テレビ・France10日本代表を務めるジャーナリストの及川健二氏は、1日、野党幹部を取材。「野党としては菅総裁で続いてほしいというのが本音。菅さんが総裁の限り野党が勝てる」とのコメントを引き出している
同幹部によれば、「コロナの新規感染者は徐々に下がっていくかもしれませんが、重症化した人の数は増えている。はたしていつまで緊急事態宣言を続けるのか。選挙戦にまで突入したら自民党の大敗は目に見えている」とのことだった。
総裁選後の内閣支持率は、いわゆるご祝儀相場もあって大きく上がるのが通例。その状態で総選挙になだれ込まれるのが、野党としては最も困る展開ではある。新総裁に誰が選ばれるのか、野党はどう対抗するのか。目が離せない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)