マスク着用に反対だった男性が新型コロナ感染で死亡 妊娠中の妻と3人の子を残し…
まもなく生まれる4人目の子に会えないまま、男性は30歳の若さでこの世を去った。
■子供3人と妊娠中の妻を残し死亡
7月30日に男性は病院に行き、その8日後には人工呼吸器を着けることに。医師団も手を尽くしたがまったく回復せず、男性は8月28日に死亡した。
男性の妻は専業主婦だったため、男性が体調を崩した直後からお金に困るようになった。さらに3人の子を抱え9月には出産もひかえ、産後数週間は仕事はできない見通しのなかで大黒柱をいきなり失い、一家の暮らしは激変。
そこで妻はインターネットで募金・支援の要請を開始し、「ローンや医療費の支払いもあるので困っています」と経済的に追い込まれていることを公表している。
■マスク未着用の人に不安も
しらべぇ編集部が全国の10~60代の男女2,168名を対象に実施した意識調査では、全体の67.8%の人が「マスクをしていない人に近づきたくないと思う」と回答した。
感染拡大が今もなお心配な中、多くの人ができる限りのことをして感染しないよう努力している。この男性もなるべく外出を自粛しマスク着用をこころがけておけば、幼い子供たちを残して亡くなる可能性を低くすることはできたのかもしれない。
なお濃厚接触者にあたる人たちへの感染があったかについては、現時点では報じられていない。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)
対象:全国10代~60代の男女2,168名 (有効回答数)