野生動物から素手のパンチで息子を救出した母親 「まさに英雄」と当局が称賛

子供を守るために、すぐに行動に出た母親。少しでも遅れていれば、命はなかったかもしれない。

■「母が息子を救った」と当局

男の子は頭部と上半身にひどいケガを負っていたが、回復に向かっており、状態も落ち着いているという。

この件に対応した野生生物保護当局の代表者は、勇気ある母親を「素手でパンチして殴りつけ、息子さんからピューマを引き離すことに成功しました」「この母親こそが、息子さんの命を救ったのです」「まさに英雄」と称賛した。

母親が負傷したかについては、現時点では報じられていない。


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■ピューマは射殺に

通報を受けた野生生物保護当局は男の子が襲われた現場に急行し、付近にいたピューマを発見。そちらはまだ攻撃モードだったとみられ、威嚇するような声を出しながら職員を見ていたという。そこで職員は銃を出し、ピューマに発砲。その場で射殺したと報じられた。

日本でも、野生動物に遭遇するケースはある。特に秋には登山などを楽しむ人も増えるが、冬眠前の熊が食料を食べるために活発に動き回る時期だ。事前に出没情報などを確認し、危険な場所には行かないようくれぐれも注意したい。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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