小林よしのり氏、YouTubeアカウント停止を報告 原因は反ワクチン動画?
過去にワクチン接種券を破り捨てる動画を上げ、YouTubeから削除・投稿禁止措置を受けた小林よしのり氏。今度はチャンネルそのものが停止されたようだ。
漫画家・評論家の小林よしのり氏が、1日に公式ブログを更新。自身のYouTubeチャンネルがアカウント停止されたことを報告した。
■ブログで停止を報告
この日、小林氏はブログで「小林よしのりYouTubeチャンネルがアカウント停止されました」と報告。赤字による強調で、自身のチャンネルが運営に停止されたことを明かした。
原因については、「わしが『真実』を言っている、しかも『影響力が強い』ことが原因でしょう」と推察。続けて、「ファシズム体制にとって、小林よしのりが一番ヤバい存在だということが証明されて光栄です」「みなさん、歴史の証人になってください」とYouTube側を皮肉っている。
■過去にも動画削除の措置が
小林氏は従来から“コロナウイルスは過大に恐れられている”との立場で、ワクチン接種に関しても否定的な言説を展開。今年5月には、ネット配信で「ワクチンなんか打ってたまるか!」などと自治体からの接種券を破り捨て、その様子をYouTubeにも投稿していた。
しかし、同動画はYouTubeから削除され、1週間投稿禁止のペナルティに。
当時のブログでは、「ユーチューブが言うには、削除の理由は『誤った医療情報』が含まれていたからだそうで」「『社会的距離や自己隔離に関する地域の衛生当局や世界保健機関(WHO)のガイダンスの有効性を明確に否定し、そのガイダンスに反した行動を人々に取らせる恐れがあるコンテンツは、YouTube で許可されていません。』だそうです」とYouTube側が明かした削除理由を公開していた。
■再三の違反警告で停止に?
しかし、小林氏はこの措置に「昨夜から、腹が立ってたまりません」「イチャモン・言いがかりをつけて『違反』に仕立て上げてくるのだから、対策の取りようがありません」と憤りをあらわに。
「今後90日以内にユーチューブから再び同様の『違反警告』を受けると2週間投稿ができなくなり、さらにもう1度『違反警告』を受けたら、チャンネルが停止されます」「ユーチューブ小林よしのりチャンネルは、今後いつ閉鎖になってもおかしくありません」とつづっていた。
今回の停止は、度重なる“違反警告”を受けての措置だったのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)