東京パラ、シンボルに「トラウマ蘇る」の声 格ゲーマーが震え出したワケは…
大きな盛り上がりを見せているパラリンピック。そのシンボルマークに、トラウマを呼び覚まされた人が多いようで…?
いよいよ24日から開幕となった東京2020パラリンピック。選手たちの健闘する姿に注目が集まる一方で、一部の人々からはなぜか「トラウマが蘇った…」という声が上がっているのをご存知だろうか。
■パラリンピックの象徴的存在
注目を集めているのは、現行のパラリンピックシンボルのデザイン。
こちらは1988年のソウルパラリンピックで初のお披露目となって以降、デザインチェンジが数回行なわれており、当初はオリンピックシンボルと同じ5色が用いられ、各色が「勾玉」のようなデザインで連なっている形状をしていた。
1994年以降は色が計3色となったのに伴い「勾玉」の数も3つに減り、2004年以降は形状がシュッとした曲線のデザインに変更。2019年以降に、現行のカラーリングとなったのだ。
ちなみにシンボルを構成する赤・青・緑の3色は、それぞれ心(スピリット)、肉体(ボディ)、魂(マインド)を表現している。
■格ゲーマーにはトラウマのシンボル
そんなパラリンピックシンボルであるが、なぜか格ゲーマーからは慄きの声が少なからず上がっており、こちらはシンボルデザインの「形状」が、とあるゲームのキャラクターの技エフェクトに酷似していることが原因のようだ。
その技とは、格闘ゲーム『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(KOF)シリーズに登場するゲーニッツというキャラが使用する「わんひょう まめつ」なる必殺技で、こちらは自身の前方斜め上に連続ヒットする「かまいたち」を発生させるという性能をしている。
その際、攻撃エフェクトとして鋭利な真空の刃が3つ現れ、このデザインがパラリンピックのシンボルと激似なのだ。
またゲーニッツは初登場となる『KOF’96』ではラスボスキャラとして登場したのだが、体力やゲージに関係なく超必殺技を連発できるというぶっ壊れ性能をしており、「ここですか?」のボイスと共に竜巻を発生させる「よのかぜ」と、発生1Fな上に範囲が広く、相手のジャンプの予備動作まで吸い込むというダイソン社の掃除機のような性能をしたコマンド投げの「やみどうこく」が非常に凶悪。
紳士的な物腰とは対照的に、悪魔のような強さで世のプレイヤーたちに地獄を見せ続けてきたのだ。
そこで今回は、いま都内近郊で「最も格ゲーが盛り上がっているゲーセンの一つ」として名高い、埼玉県・南浦和の「プレイスポット ビッグワンセカンド」で検証を行なうことに…。