刑務所にいる恋人との面会で「見せてあげる」 服を脱いだ女自身も檻の中へ
新型コロナウイルスの影響で面会での密を避けるため、その刑務所は個室からの「ビデオ通話」のみを許していた。
アメリカ・フロリダ州で、このほど服役中の恋人と面会しようと刑務所を訪れた女が、衣服を脱ぐなどして逮捕された。肌を見せて彼氏を元気づけたかったという。地元の保安官事務所『Charlotte County Sheriff’s Office』が伝え、世間の苦笑を誘っている。
■受刑者の恋人と面会
フロリダ州シャーロット郡のプンタゴーダ市にある刑務所で8日、受刑者の恋人との面会に訪れた際に公然わいせつの行為があったとして、ダニエル・フェレロという38歳の女が逮捕されたという。
「女も檻の中に投じられた」と郡保安官事務所が公式ホームページで伝えたこの事件。今は『Fox News』などによって全米に拡散中だ。
■面会はビデオチャットで
刑務所には面会棟が設けられているが、新型コロナウイルスの影響で密を避けなければならないため、面会は個室からのビデオチャットのみとなっていた。
フェレロはそこで、トップスを3回ほどまくり上げバストをさらし、自分の下半身に手を当て大胆に体を揺らすなどしていた。それらは室内の防犯カメラでも後に確認されている。
■1時間も続いた性的なチャット
ふたりはその日、性的なビデオチャットをなんと1時間にわたり続行。刑務官は、男が何を見ているのかまで確認できていなかったという。
面会中の受刑者側については、激しい感情の起伏に警戒するなどしっかりと監視されるが、ビデオチャットで面会者側がそのような行為を働くとは予想外だったという。
■脱獄に成功した例も
このコロナ禍では困難だろうが、海外の刑務所では模範囚の場合、面会者が監房に入って談話することがときに許され、そこでアクシデントが起きることもしばしばだ。
ペルーのピエドラス・ゴルダスでは数年前、面会に現れた当時28歳の双子の弟を監房の中で眠らせ、多数の犯罪歴とともに服役中だった兄が、脱獄に成功した。
弟は飲み物に混ぜられた睡眠薬で眠ってしまい、兄は弟の服に着替えると塀の外へ。目を覚ました弟の訴えで指紋の照会が行われ、兄の脱獄が確認された。兄の身柄はしばらく後に確保されたが、なんと弟も脱獄ほう助の容疑で逮捕されたという。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)