全農が紹介した「三つ葉をもりもり食べるレシピ」 江戸時代から栽培される魅力

収穫量の上位は千葉県、愛知県、茨城県の順で10年以上この順位が変わっていない。

■収穫量1位はずっと千葉県

三つ葉は、収穫後すぐに品質が落ち始める野菜の一つであるため、収穫後に消費者のもとにすぐに届けられるように、大都市に近い場所で栽培されている。収穫量の上位は千葉県、愛知県、茨城県の順で10年以上この順位が変わっていない。

千葉県庁生産振興課は、しらべぇ編集部の取材に対して「現在の柏市で江戸時代から栽培していた記録がある」と話す。また、「当時は冬場の労働力確保のために、冬に取れる野菜を作ったようだ」と語った。

1972年頃からは、土での栽培から水耕栽培へ変化。後継者対策として、稼げる近代的農業を目指してハウスを使った栽培が始まったそうだ。


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■どんな料理にも積極的に

現在スーパーでよく見られるのは、三つ葉の中でも「糸三つ葉」というもので、一年を通して安定的に生産されている。担当者は「サラダやスープや炒めものなど、どんな料理にも積極的に入れて行きましょう」と話す。

三つ葉の味噌汁

「味噌汁には三つ葉だけでもいいし、油揚げや豆腐と一緒に食べるのもオススメ。加熱しすぎると風味が落ちてしまうので、味噌をとかし終えたあと、最後に三つ葉を加えるのがポイント」と語った。


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■健康にもよい三つ葉

三つ葉は抗酸化作用のあるβカロテンが豊富で、高血圧予防によいとされるカリウムも多く含む。また、三つ葉のさわやかな香りは、クリプトテーネンなどの成分によるもので、ストレスを緩和したり精神をリラックスさせる作用、さらには食欲を増進させる働きがあると言われている。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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