全農が紹介した「三つ葉をもりもり食べるレシピ」 江戸時代から栽培される魅力
収穫量の上位は千葉県、愛知県、茨城県の順で10年以上この順位が変わっていない。
2021/08/23 15:30
三つ葉の原産地は日本や中国などで、野生種は古くから食用されていたとみられる。日本での栽培は江戸時代になってからで、農業全書(1967年)には栽培法や簡単な食べ方が記載されている。そんな日本人に馴染み深い三つ葉を、全農が「もりもり食べよう」と呼びかけている。
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■添えものなんて呼ばせない
全農広報部はSNS上で、三つ葉の魅力や食べかたを発信し「もう親子丼の添えものなんて呼ばせないよ絶対」と訴える。
三つ葉好きの 三つ葉好きによる 三つ葉に無関心な方のためのnote。風味豊かな三つ葉の魅力と、サラダ、スープ、炒め物…いろんな食べ方をご紹介します。もう親子丼の添え物なんて呼ばせないよ絶対。
もりもり食べよう、三つ葉|JA全農 広報部 https://t.co/VzmofffUQj
— 全農広報部【公式】日本の食を味わう (@zennoh_food) August 19, 2021
担当者は「三つ葉は、トマトやキャベツなどの有名どころの野菜に比べると、目立たない存在。スーパーの青果売り場では冷蔵棚にちょこっと並んでいるだけで、外食でもあまり出会わない」と憂う。
■料理の具としてもりもり使える
そんな三つ葉だが、実は料理の具としてもりもり使えて、モリモリ食べられるおいしい超優秀な野菜なのだ。以前は「三つ葉って、あの親子丼にのってるやつ」といったイメージを持っていた担当者。
しかし、あるとき居酒屋で「三つ葉のサラダ」というメニューをあまり期待せずに頼んだところ、「むふっ。うまぁ!」となったそうだ。三つ葉は、パクチーやセリの仲間で、香味野菜のひとつ。その名の通り、一本の茎に3枚の葉がついている。