試験「不合格」にショックを受けた女子大学生 「合格」へ変更を知らないまま自殺
わずかに点が足りず…。その後に結果は覆ったが、大学生はそれを知ることはなかった。
頑張って勉強して試験を受けたにもかかわらず、「結果は不合格」と知らされた女子大学生。その後に点数は合格点に引き上げられたが、大学生は何も知らぬまま自殺してしまった。あまりにも悲劇的な自殺までの経緯を、『The Daily Star』などイギリスのメディアが報じている。
■試験結果に衝撃
ウェールズにある大学で薬学を専攻していた女子大学生(21)が、昨年メールで大事な試験の結果を知らされた。
「合格点にわずかに及ばなかった」というまさかの内容にショックを受けた大学生は、メール受信から12時間も経過しない頃に車に乗り込んで近くの橋へ向かい、エンジンをかけたまま車を降りてそのまま自殺。ほどなくして、橋の下で遺体が見つかった。
突然の死に衝撃を受けた家族は、試験結果が大学生を自殺に追いやった可能性を示唆している。
■点数変更で合格点に…
大学生の親族によると、大学側は試験の点数を引き上げ「合格点」と変更していたという。結果を悲観したとされる大学生は、それを知らないまま死を選んでしまったのだ。
大学側に採点ミスがあったのか、それとも他に事情があったのかなど、点数が変わった経緯についてはまだ公表されていない。