マスク着用をめぐりキレた保護者が教師に暴行 小学校でのルールが問われる事態に

子供を迎えに行った保護者のひとりが小学校で暴れ、教師の顔面に裂傷ができるほど殴りつけた。

■学校はルールに従う立場

今のところ父親は逮捕されていないというが、警察は経緯などについてさらに詳しく調べているところだという。

この件を学校区教育長は児童の保護者たちに文書を送付し、職員への暴行は許容しないこと、また学校はルールを作るのではなく従う立場にあり、それを守らなければ児童を学校に入れることは許されないと説明している。


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■マスク未着用の人に不安も

しらべぇ編集部が全国の10~60代の男女2,168名を対象に実施した意識調査では、全体で67.8%の人が「マスクをしていない人に近づきたくないと思う」と回答した。

マスクをしていない人に近づきたくないと思う人の割合

マスク着用を拒否する人、また新型コロナウイルスの存在すら信じない人もいる。だが実際には感染拡大は極めて深刻で、デルタ株の流行によりアメリカでは子供たちへの感染増加が問題になっている。

日本もウイルスが猛威を振るうなか新学期スタートを控え、「こんな状態で学校に通えるのか」というコメントがSNSにあふれている。せめてマスク着用や手の消毒・手洗いなどを徹底し、「感染しない・感染させない」という意識を維持しておきたい。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年7月3日~2020年7月7日
対象:全国10代~60代の男女2,168名 (有効回答数)

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