鳥の急襲をかわそうとした母親が転倒 抱っこしていた赤ちゃんが死亡する事態に
生後5ヶ月。多くの人に愛されていた赤ちゃんの死を、家族は受け入れられずにいる。
■遺族の悲しみは深く…
ミアちゃんの父親がオーストラリアのメディア取材に応じ、「娘の笑顔、純真さ、そしてかわいい笑い声は、みんなを幸せにしてくれました」「僕たちのすべてが奪われた気分です」「今は想像を絶する苦しみを経験しています」と語った。
母親が負傷したのかなどは不明だが、このような形で娘を失い、ショックを受けているに違いない。
2019年には同じくオーストラリアで、自転車に乗っていた男性が同種の鳥に襲われた。そちらは逃げようとしたところフェンスの支柱に激突してけがを負い、搬送先で亡くなったと伝えられた。この鳥は繁殖期に攻撃的になるといい、人が襲われるケースも少なくはない。
■関係者らがサポート
悲しみに暮れるミアちゃんの家族をサポートしようと、親族はインターネットで寄付を募っている。主な目的は葬儀費用を用意することだというが、「両親にはしばらく仕事を休んでほしい」「お金の心配をしなくてすむよう、しっかり支えてあげたい」という思いも公表している。
インターネットには「お母さんが心配でたまらない」「子供を愛しているからこそ守ろうとしたのに、こんな結果になり切なすぎる」といったコメント・意見が多数書き込まれている。
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（文／しらべぇ編集部・マローン 小原）
