旅客機内で13歳少年が大暴れ 粘着テープで拘束する対応に賛否両論
母親に襲いかかり、窓を思い切りキック。そんな少年の暴走を、客室乗務員たちは許さなかった。
■少年は身柄確保へ
ケガ人は出なかったものの、機長はそのまま目的地に飛ぶことを断念し、急きょホノルルへ。着陸するなり少年は飛行機から降ろされ、そのまま当局関係者に身柄を確保された。
少年が母親とケンカした理由、また母子の氏名や出身地など、詳細は公表されていない。
■警備面への提案も…
この様子を乗客の一部が撮影していたことから、騒動の一部始終をとらえた動画がインターネットで一気に拡散。
それを見た人たちの意見はさまざまで、「ダクトテープなら安全だし、荒れる客の動きを封じることもできるので最高!」「いや、ぐるぐる巻はひどすぎる」「まさに子育てに失敗したケース」「機内でパニック発作を起こしたのでは?」といった多くのコメントが書き込まれている。
また「どの飛行機にも警官や警備のプロが乗るシステムを導入してほしい」という声もあり、そうすればより深刻な事件やテロの抑止につながるという意見もある。
密室で、しかも上空でこのような騒ぎが起き、他の乗客はどれほど困惑したことか。今後の航空会社の動きにも、注目が集まりそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)