50代女性ハイカーが山中で行方不明 救助活動は5日間の長丁場かつ大規模に
ハイキングのグループからはぐれてしまった女性が、ヘリコプターも出動する捜索の末に発見された。
2021/08/12 17:30
登山中に行方不明になっていた女性ハイカーが、5日間にわたる捜索の後に無事救助されるという出来事があった。『KIRO7』などのアメリカのメディアによって伝えられている。彼女はなぜ山中で遭難してしまったのだろうか?
■ヘリコプターで発見され病院へ
ワシントン州のオリンピック国立公園内で行方不明になっていたケラーさん(56)が、キング郡保安官事務所のガーディアンⅡヘリコプター上の捜索救助隊によって、スティール山東部の盆地で発見された。
ケラーさんは登山仲間と5人でハイキングに来ていたが、途中で仲間とはぐれてしまい道に迷ったようだ。関係者によると、ヘリコプターは盆地へ着陸後、ケラーさんをシェルトンにある空港まで運び、それから病院に搬送して診断を受けさせたという。現在、ケラーさんの容態は安定しているという。
■集団からはぐれ行方不明に
公園当局の発表ではケラーさんが最後に目撃されたのは4日の午前中で、登山中のグループが水を飲むために立ち寄ったキャンプの近くだった。
グループは、ダッカブッシュのトレイルヘッドからステアケースまでのハイキングの許可を受けていたといい、途中の休憩場所で昼食をとる予定だったが、ケラーさんが現れることはなかった。