デーブ・スペクター、バッハ会長の銀座散策に苦言 「腑に落ちない」

物議を醸したバッハ会長の銀座散策に、デーブ・スペクターが不公平感をにじませた。

2021/08/10 20:35

デーブ・スペクター

タレントでテレビプロデューサーのデーブ・スペクターが、10日に自身の公式ツイッターを更新。ネット上で物議を醸していたIOC・バッハ会長の“銀ブラ”に苦言を呈した。


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■物議を醸した“銀ブラ”

バッハ会長をめぐっては、東京五輪閉幕から一夜明けた9日、SPを連れて銀座を闊歩。世界的要人であることもさることながら、ポロシャツ姿というラフなスタイルもあり、ツイッターで写真・動画の拡散が相次ぐなどして話題になっていた。

他方、大会関係者は入国後14日を過ぎると行動制限がなくなるものの、IOCは選手に対して大会中の観光を禁止していたため、この行動には批判も噴出することに。

SNSは炎上状態となった他、翌10日には丸川珠代五輪担当相が閣議後の記者会見で件に言及するなど、騒動と化していた。

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■「腑に落ちない」と苦言

デーブはこれに関して、同日のツイッターで「2週間隔離されただけでバッハ会長が銀座をブラブラした後で国際線で旅立ち、ずっと日本にいる僕たちは出歩くな! 旅するな! というのは、やはり腑に落ちない」とコメント。

自身をはじめ国内在住の外国人が“自粛”を強いられている一方、自由に出歩いているバッハ会長への不公平感をつづる。

さらに、「違いと言えば、迎賓館でパーティーやり、日本各地を大名旅行し、一泊300万円する超高級ホテルに泊まっていたぐらいだもん」と、こちらも物議を醸していた来日時の待遇も皮肉ったのだった。


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■多くのユーザーが共感

同ツイートは人々の共感を集め、投稿から1時間あまりで5,000件もの「いいね」が集まった。「日本国民大半が同じ思いです」「おもてなしの実態なんだね…」「このようなことの積み重ねが、緊急事態宣言のメッセージを弱めている」など、多くの賛同が寄せられている。

開会前から批判的な論調が目立ち、8日の閉会式にも「世界の誰もわからない。意味不明」と述べるなど、終始オリンピックに辛辣だったデーブ。閉会後にもなお落胆させられるとは、本人も予想外だったかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太

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