卓球男子団体、惜しくも決勝進出ならず 水谷隼選手は第3試合で惜敗
先ほど終了した東京五輪の卓球男子団体準決勝で、日本はドイツに2-3で惜しくも敗退。6日に銅メダルを懸けて韓国と戦う。
東京オリンピックの卓球男子団体準決勝が4日に行われ、日本はドイツにトータル2-3で惜しくも敗退。決勝への進出を逃し、銅メダルを懸けて3位決定戦に挑むこととなった。
■初戦は左利き同士のダブルス
第1試合のダブルスは、世界でも珍しい左利き同士の丹羽孝希選手・水谷隼選手が出場。2-11、3-11、11-9、11-8、7-11と5ゲームまでもつれるも、惜しくも競り負けてしまった。
第2試合には張本智和選手がディミトリー・オフチャロフ選手を3-1で下し、第3試合は水谷選手が再び登場。ティモ・ボル選手を相手に、11-7で最初のゲームを制する。
■水谷選手は惜敗
しかし、第2ゲームを11-13で惜敗すると、3ゲーム・4ゲーム共に7-11で3連敗。第1試合のダブルス同様、シングルスでも涙を呑む結果となってしまった。
第4試合はまたも張本選手が登場し、2ゲームを続けて落とす嫌な展開に。しかし、その後は3連勝する意地を見せ、勝負の行方は最終第5試合に持ち越しとなる。
この第5試合には丹羽選手が挑むも、オフチャロフ選手相手に9-11、8-11、7-11とストレート負け。これにて試合は終了し、トータル2-3とあと一歩で決勝進出を逃す結果に終わった。
■SNSには熱いエールが
勝利こそ逃したものの、最後まで一進一退のガッツを見せた選手に対し、SNSには「全員が良い試合をした」「とても熱い戦いだった!」「本当に惜しかったです!」などと熱いエールが。熱戦を繰り広げた選手たちをねぎらう声が、卓球ファン以外からも続出している。
6日に行われる3位決定戦には進出するため、まだ銅メダル獲得の可能性は残っている日本。相手国である強敵・韓国に対し、どのようなゲームを繰り広げるのか注目だ。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)