ドンキ店頭で遭遇したエナドリ、完全にアウト 名前とデザインに見覚えが…

ドン・キホーテで遭遇したとんでもないエナジードリンク。これもう、狙ってるだろ…。

2021/08/05 05:45

ドンキ

「安さの殿堂」の名で知られるドン・キホーテには個性あふれる商品がズラリ。野原ひろしの名言として名高い「テーマパークに来たみたいだぜ。テンション上がるなぁ~」とは、まさにドンキのために存在するような台詞だろう。

しかしある日ドンキ店頭を訪れると、思わず「これはアウトだろ!」とツッコミたくなってしまう商品と遭遇したのだ。


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■一見すると普通のエナドリだが…

エナドリ

今回注目したいのは、全国のドンキ店舗で限定発売されているエナジードリンクの「BLACKOUT DDT」シリーズ。2013年8月から展開が始まった同シリーズはバリエーションが非常に豊かなため、ドンキ店頭で思わず興味を引かれた人も多いはず。

しかし記者は店頭にて「BLACKOUT DDT LOVELESS」なる、とんでもない商品を発見してしまう。

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■一体何がアウトなのか?

LOVELESS

恐らく「何がとんでもないのかよく分からない」と感じた読者も多いことだろう。今回重要なのは「LOVELESS」(ラヴレス)という名称と、「ピンク色」をした缶のデザインである。

名盤

90年代のロックを愛聴している人ならばこれだけでピンとくるかと思うが、「シューゲイザー」という音楽ジャンルを代表するアイルランドのバンド・My Bloody Valentine(以下、マイブラ)が1991年に発表したアルバムの名前が『LOVELESS』といい、ジャケットのアートワークはピンクを基調とした幻想的なデザインが使用されているのだ。

またドンキといえば、公式ツイッターの「中の人」がシューゲイザーを愛聴している旨をツイートし、音楽ファンに衝撃を与えたことも記憶に新しい。改めて取材を申し込んだ際はコアな音楽ファンだったことが判明し、記者も度肝を抜かれたものである。

名盤

しかしそんなドンキといえど、90年代を代表する名盤である「LOVELESS」を露骨にパロディしすぎではないだろうか…。義憤にかられた記者は、ケヴィン・シールズ(マイブラのギター、ヴォーカル)に代わって制裁を下すべく、ドンキを運営する「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」(PPIH)を決闘の地・巌流島に呼び出すことに。

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■まずはドンキ側の言い分を聞いた