飛行機墜落事故で死亡のはずが… じつは生きていた男性が45年ぶりに家族と再会へ

亡くなったはずの家族が、生きていたとしたら…。青年時代に家を出た男性が、数十年ぶりに帰宅を決意した。

■数奇な人生を経て

今から2年前のこと、ある人物が老いて弱りきっている男性を発見。お金も持っていない男性をとても心配し、近くにあるシェルターに連れて行くことにした。

しばらくそこに滞在し健康状態も徐々に良くなった男性は、今から少し前にようやくこれまでの人生について話し始めた。

事情を知り驚いたシェルター運営者は、「まだ家族が故郷で暮らしているかもしれない」と考えるように。そこで関係者たちに「捜してあげよう」と呼びかけたところ、たまたま男性の家族を知っている人物がいたのだという。


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■家族のもとへ…

男性の父親はずいぶん前に亡くなっていたが、90代の母親は生きていることも判明。男性はさっそくビデオ通話で家族と顔を合わせたが、感情が高ぶり会話もほぼできない状態だった。

「家に帰りたいと思います。ここで助けてもらわなければ、僕は家族と再会することもなく死んでいたでしょう」。男性はそう話し、家族との対面を楽しみにしているという。

若い頃に家を出た息子が、白髪の痩せた老人に…。それでも母親はかわいい息子が生きていると知り大変喜び、帰宅を心待ちにしている。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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