候補者乱立の横浜市長選挙 林文子市長と田中康夫元長野県知事の一騎打ちか
出馬表明候補者が史上最多に。横浜市長選挙の情勢に詳しい記者に話を聞いた。
■大臣を辞して出馬
国家公安委員長を務めていた小此木八郎前衆院議員(56)は、市長選に出馬するため、大臣と衆院議員を辞した。神奈川区・鶴見区が地盤で、父は小此木彦三郎元建設相で、菅義偉首相が彦三郎氏の秘書を務めたことはよく知られた話だ。
カジノ・IR誘致に反対を表明しているため、自民党からの推薦は見送られた。
さらに、水産仲卸会社社長の坪倉良和氏(70)。また、元横浜市立大学医学部教授の山中竹春氏(48)は、江田憲司氏が擁立し、立憲民主党が推薦を決定し、日本共産党神奈川県委員会が応援を決めている。
■検事出身の敏腕弁護士も
元東京地検特捜部検事の郷原信郎弁護士(66)は、最近では日産のカルロス=ゴーン元会長を擁護する言説や、公職選挙法違反に問われた菅原一秀元経産相を顔出し告発した元秘書の代理人として知られている。