刺された男性にポテチ袋で応急処置 命を救った警官に「アイデアすごすぎ」と称賛

被害者の状態を確認するなり、応急処置の方法を思いついた警官。とっさの機転が救命につながった。

ポテトチップス・ポテチ

事件発生現場に到着し、被害者の状態と周辺の様子を同時に確認した警官。その後の思い切った判断と応急処置で、弱っていた被害者の命を救ったことを、『Fox News』などアメリカのメディアが報じている。


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■事件発生で警官が急行

アメリカ・ニューヨークで働く警官が、7日に「人が刺された」という連絡を受けて現場に急行した。そこで警官は、歩道の手すりに座りぐったりしている被害者を発見。白い服が血まみれになっていたことから、「早急な処置が必要だ」「救急隊を待っている余裕はない」と判断した。

警官は同時に周辺を確認したが、薬局らしきものは見当たらない。どうすれば男性を救えるのか考え、スナック類などを販売する店が近くにあることに気づき、あるアイデアを思いついた。

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■人々の協力を得ることに

警官は、被害者のそばにいた男性に「あの店でポテトチップスを買ってきてください」「今すぐお願いします」と依頼。男性が店に入るのを確認すると、被害者に寄り添った。

「肺をやられたんです」と声を振り絞る被害者に、「分かっていますよ」「どうか落ち着いてくださいね」と声をかけた警官。男性が買ってきたポテトチップスの袋を大急ぎで開け、中身を捨てて空に。応急処置に用いるべく、速やかに準備を始めた。

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■処置に大成功