清原和博氏、甲子園での解説の舞台裏公開 試合後のサプライズにファンも涙

12年ぶりにプロ野球の解説を担当した清原和博氏。“野球愛”を感じさせる姿に、思わず感涙するファンも続出した。

2021/07/22 16:00

■タオルを“お守り”に

着替えのために立ち寄ったホテルでも、「今日は、たぶん試合に出たらホームラン2本は確実。5打点ぐらいします」と高揚する一方で、「今日は解説なんで。そっちのほうが緊張します。解説っていうのに慣れてないし。スピード感にもついていけるか…」と心境を打ち明けた。

また、解説のこだわりについては「結果論だけで、僕は言いたくない。僕自身が(現役時代に)嫌な思いをしたので。選手と同じ視線、気持ちになって」と強調。

この日は、過去に留置所で使用していたというタオルも“お守り”として持参し、スーツに着替えて現地へと向かった。


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■父から「大丈夫や」

甲子園に到着すると、「ちょっと親孝行していいですか?」と父・洋文氏に電話で連絡し、「甲子園に来てる」と解説をすることを報告。

83歳になる洋文氏は大の阪神ファンで、清原氏も本来なら球場に招待したかったが、コロナ禍と猛暑で断念することに。洋文氏は「(テレビを)見るよ。元気な声を聞いて安心したわ。さっきお母さん(2019年に死去した弘子さん)のお勤めも済んだし、大丈夫や。うまくできるよ。しっかり」と息子を激励した。

電話を終えると、清原氏は「僕の夢は、最後にお父さんと甲子園で野球を見たいんですよ」と微笑みを浮かべた。

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■サプライズに感激