太田光&デーブ・スペクター、バッハ会長の広島訪問をめぐり意見対立
賛否を呼んでいるバッハ会長の来日に関し、太田光とデーブ・スペクターが『サンデー・ジャポン』で議論を交わした。
■デーブが太田に反論
すると、ここでデーブが「でも、この意義をつける、正当化するために行ってるってのはかなり見え見えだと思う。67歳でもう過去にも行ってるはず、行ってるかもしれないし、動機不純と思われても仕方がない」と割って入る。
「原爆への表現もなかったじゃない、言葉も。言葉はないんですよタメになるような。ただ平和とか、オリンピックの話ばっかりだったんでですよ」と続けると、表情を険しくする太田がカメラに抜かれた。
太田は「いやいや、でも言葉、コメントはしてましたよ? 原爆資料館を見て、非常にショックを受けて」とデーブに反論。デーブはこれに、「何でこのときに行かなければならないのかってことですよ。今、国内の行動もできない… 無理して行ってる感じがあるんですよね」とさらに反論する。
■太田は“バッハ批判”に苦言
太田もさらに「行く行かないはそうにしろ、バッハさんが広島に寄り添いたいって気持ちは、それはなんか、そういう形でなんか批判するのは…」と述べ、発言が遮られたのちも「要は、批判するなら日本政府って話を言いたいんですよ」とヒートアップ。
「日本がやりたいっつってオリンピックを始めて、安倍さんが1年延期して、菅さんがまたやろうって言って、小池さんもやろうって言ってやってるわけですよ。何でそれをバッハさんのせいにするのか」など、続けて弁を振った。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)