人気ゲームの世界観をお菓子で再現 あの「食べられるシーン」がすごすぎる
人気ゲーム『ピクミン』をアイシングクッキーで再現。定番の敵キャラ・チャッピーには本家さながらのギミックが…。
「赤ピクミンは火に強い 青ピクミンは溺れない〜」。今のちびっ子たちは馴染みがないかもしれないが、これは2001年より人気を博すゲーム『ピクミン』のCMソングだ。
現実の自然界さながらの生死を描いた、残酷かつ美しいゲーム内容とかわいらしいキャラのギャップがたまらない同作だが、現在それをお菓子で再現した作品が話題になっている。
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■かわいいピクミンが…
話題の作品を制作したのはツイッターユーザー・黒のれん製菓さん。自身のツイッターにて、「アイシングクッキー」(デコレーションしたクッキー)の作品を紹介する動画をアップしているのだが、題材に選んだのがそのピクミンなのだ。
手際よく、赤ピクミン・青ピクミン・黄ピクミンが増産される様子は見ているだけでテンションが上がる。しかし、それだけに留まらず、ゲームで序盤に登場する敵キャラ・チャッピーも作られることに…。
完成したチャッピーは特殊な製法により立体的な構造となっており、健気なピクミンをパクリ。ゲームと同様に食べてしまうのだが、その後チャッピークッキーは割られ、中から青ピクミンが無事生還するのだった。
アイシングクッキーでピクミンを作ってみました! pic.twitter.com/qY1Y7OTUBi
— 黒のれん製菓 (@kuronorenseika) July 12, 2021
■「すごい」と絶賛相次ぐ
作品のクオリティはもちろん、ストーリー性のある動画には「チャッピー割るの勿体ないくらいとても凄いです!」「凄いです!! 今にも動き出しそう」「むちゃくちゃリアルですね」と多くの反響が。
また、「食べられちゃったピクミンが中から取り出せるとか、工夫までよく考えられててスゴすぎる!!」と、ピクミンを食べることができるというギミックに驚きの声も続出していた。
今回、こちらの素晴らしいアイシングクッキーの製作者である黒のれん製菓さんに制作の裏話を聞いたところ、その素晴らしいピクミン愛がヒシヒシと伝わってきたのだ。
■ピクミンを選んだワケは…
数ある題材の中からなぜピクミンを選んだのか尋ねたところ、「YouTubeでは個人的に好きな漫画やゲームをモチーフにしたアイシングクッキーを作っており、ピクミンも大好きなゲームですので今回作ることになりました」と作品への愛がチラリ。
なお、ピクミンはシリーズは全部で3作品あり、記者はゲームキューブの1作目のみプレイした「ピクミン好きの端くれ」。一方、黒のれん製菓さんは「もちろんゲームキューブの1作目からプレイしています」とのことで、全作を嗜んだ生粋の“ピクマー”(記者が勝手にそう呼んでいる)であるという。
■陰では意外な苦労も
そして、随所に見られる細かいギミックについては「ピクミンを引っこ抜くのと食べられるのは、まず外せないギミックだと思いまして。そして、チャッピーに食べられるのが当然だろうという流れでスムーズに決まりました」とのことで、「ピクミン愛」のある黒のれん製菓さんにとっては当たり前のオプションといった様子。
ちなみに、今作で最も苦戦したポイントを聞いたところ「アイシングクッキー自体は特別な技術を使っていませんので問題なく作ることが出来るのですが、動画撮影は始めたばかりで機材も揃っておらず、非常に苦労しています」というコメントも見られ、意外なポイントで苦戦しているというお茶目な一幕も。
■他の作品もすごすぎる…
そんな、黒のれん製菓さんは他にも素晴らしいアイシングクッキー作品を制作しており、今回と同様にYouTubeチャンネルにアップしている。
過去の自信作を尋ねたところ、『ドラゴンクエスト』を題材にした「 【アイシングクッキー】キングスライムをロトの剣の会心の一撃で倒してみた」だという。気になった人はこれらの動画もチェックしてみてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ステさん)